不忍池は上野恩賜公園の南西部に広がる天然の池である。江戸時代、天海僧正がこの池を琵琶湖に見立て、竹生島にならって中之島を築き、弁才天を祀る弁天堂を建立した。当初は舟でしか渡れなかったが、1672年に石橋が架けられ、歩いて渡れるようになった。

池はボート池・鵜の池・蓮池の三区画に分かれる。蓮池は江戸時代から蓮の名所として知られ、夏になると水面一面に蓮の花が咲く。鵜の池はカワウの生息地となっている。